ドロステのはてで僕ら ★★★☆☆ シネマジャック&ベティ

サマータイムマシン・ブルース」などで知られる人気劇団「ヨーロッパ企画」の短編映画「ハウリング」をリブートした劇団初となるオリジナル長編映画。とある雑居ビルの2階。カトウがテレビの中から声がするので画面を見ると、そこには自分の顔が映っていた。画面の中のカトウから「オレは2分後のオレ」と語りかけられるカトウ。どうやらカトウのいる2階の部屋と1階のカフェが、2分の時差でつながっているらしい。「タイムテレビ」 の存在を知った仲間たちは、テレビとテレビを向かい合わせて、もっと先の未来を知ろうと躍起になるが……。主人公カトウ役の土佐和成をはじめとする劇団メンバーのほか、朝倉あき、藤谷理子らが出演。原案・脚本を劇団の代表である上田誠、監督を劇団の映像ディレクター、山口淳太が務める。

2020年製作/70分/G/日本
配給:トリウッド

監督:山口淳太
原案・脚本:上田誠
出演:土佐和成、朝倉あき、藤谷理子、石田剛太、酒井善史、角田貴志、中川晴樹、永野宗典本多力

ようやくシネマジャック&ベティに来たので、メンズデーに観に行った。しばらく行かない間に、オンラインチケット販売に移行していた。
予告から大体どういう映画かは知っていたが、2分の時差の辻褄がちゃんと合っていたのかどうかがよく分からない。まあ、面白かったんだからいいんだけど。
ヨーロッパ企画の面々は適材適所の配役。最後の方に出てくる永野宗典本多力は、やっぱりいい味出してるね。
エンドロールの後に、メイキング映像のURLが表示される。もちろん家に帰ってメイキングも観た。これも面白かったが、やはり辻褄が合っているのかはよく分からなかった。