フロスト始末(上)(R・D・ウィングフィールド)9/26読了
あのフロスト警部が、デントン署を去るときが来た? 自らのヘマが招いた事態とはいえ、マレット署長や新任の主任警部の目論見どおり追い出されるのは業腹だ。だが管内で容赦なく起き続ける事件の捜査に時間を取られ、異動の日は刻一刻近づくばかり。絶体絶命、史上最大のピンチに見舞われ弱りきった警部は、最後にどんな始末をつけるのか。シリーズ累計85万部、全作品が年間ミステリランキング1位に輝いた、超人気警察小説最終巻。
話の内容は既刊と大体同じなんだけど、それでもやっぱり面白い。みっちり書き込まれているので、話に入り込むまでに少し時間が掛かるけど、入り込んでしまえばいつまででも読んでいたいと思わせる。作者が亡くなっているので、これにてフロスト・シリーズも終わりとなってしまった。さみしいな。遺族の了解を得て、別の作家が書き継ぐようだが、それは別物だろうしね。
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