第4回ミステリーズ! 新人賞受賞作の「夜の床屋」をはじめ、四季折々の「日常の謎」に予想外の結末が待ち受ける、新鋭による不可思議でチャーミングな連作短編集全7編。
新聞か何かの評が良かったので電子書籍で買ってそのままにしておいたものをようやく読んだ。冒頭の「夜の床屋」から、日常の謎系ミステリーかなと思っていたら、後半は様相が一変する。そして全体が1つに繋がる、ということなんだが、やっぱりちょっと無理があるかな。後半の葡萄荘の話は島田荘司っぽいけど、島田荘司ほどの腕力はない。面白くなくはなかったが、全体的にもうひとつかなあ。
夜の床屋 (創元推理文庫) | |
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