劇団イキウメを率いる劇作家で演出家、前川知大の舞台劇を映画化した異色ドラマ。バイオテロによって人類が減少した近未来を舞台に、進化した人類とそれから取り残された者たちのドラマを見つめる。メガホンを取るのは、『日々ロック』『ジョーカー・ゲーム』などの入江悠。主演は、『るろうに剣心』シリーズや『バクマン。』などの神木隆之介、『愛の渦』『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』などの門脇麦。真の豊かさとは何かを問う深遠な物語も見もの。
監督:入江悠
原作:前川知大
脚本:入江悠、前川知大
出演:神木隆之介、門脇麦、古川雄輝、綾田俊樹、水田航生、高橋和也、森口瑤子、村上淳、中村優子、鶴見辰吾、古舘寛治
新しくなってからシネマリンに行くのは初めて。月曜日はメンズデーで千円なのだ。
舞台版の「太陽」では世界観が分かりにくと思って映画も観てみたのだが、具象化された映画を観ると、逆に舞台版の良さを再認識させられた。やっぱり舞台って観客の想像力との共同作業でできてるんだよなということがよく分かった。
ただ、ラストシーンは映画版ならではで、これはとても良かったね。