40歳を過ぎて経験する新しいこと。文学と人生を語る初めてのエッセイ。夫と息子たちとともにローマに移住したラヒリは、たどたどしいイタリア語で秘密の日記を綴りはじめる。ベンガル語と英語、ふたつの「母語」を離れて得た自由。掌篇小説二篇を付す。
あのジュンパ・ラヒリがイタリア語で書いたエッセイと短編小説。ベンガル語と英語のどちらも母語と感じられないラヒリがイタリア語に魅了されたというのは分からないでもないが、家族とともにイタリアに移住してしまうというのは凄い。ややたどたどしいエッセイを読みながら、言葉って何なんだろうなと考えさせられた。
べつの言葉で (新潮クレスト・ブックス) | |
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