メゾン・カミーユ・ジルー・ヴォルネイ・シャンパン・プルミエ・クリュ 1978

カミーユ・ジローは、ボーヌで1865年設立された歴史の長いネゴシアン。ボーヌに所有する自社畑を始め古くから多岐にわたるアペラシオンのワインを取り扱っており、自らが所有していないアペラシオンの買い付け先は、アルマン・ルソー、コント・ラフォン、メオ・カミュゼ、コント・アルマン、エマニエル・ルジェ、そしてかつてはアンリ・ジャイエも含まれ「究極のネゴシアン」とも呼ばれて来たそうです。
そして現在、ブルゴーニュの歴史と共に歩んできたカミーユ・ジルーに新たな風が吹き込まれました。醸造家には若手のダヴィッド・クロワを大抜擢。ダヴィッド・クロワは天才的な感覚を持ち将来を期待される若き醸造家。カミーユ・ジルーの伝統とワインのスタイルを尊守しながらも、現代のワイン市場にも合うテイストを上手に融合させたスタイルのワインを産みだしています。

あるあるBOX5本setやや豪華編のうちの1本。新年1本目はこの古酒を開けてみた。非常に枯れた色合いで、香りは弱いながらもまずまず。口に含むとやや渋い。ちょっと渋いなあと思っていたが、食べながら飲むとそれほどでもないし、だんだんこなれてきたようだ。きれいに熟成して官能的な味わいという感じではなかったが、古酒の醍醐味は味わえた。