第93回全国高校ラグビー大会第6日は5日、大阪・花園ラグビー場で準決勝が行われ、東海大仰星(大阪第1)と桐蔭学園(神奈川)が7日の決勝に進んだ。東海大仰星は第86回大会以来3度目、桐蔭学園は90回大会以来2度目の優勝を目指す。
東海大仰星は東福岡(福岡)を27―12で破った。前半に15―0と先行。後半は2トライを返されたが、23分にゴール前のラックからフッカー北林が飛び込み、突き放した。
桐蔭学園は昨春の全国選抜大会を制した大阪桐蔭(大阪第2)に43―0で快勝。FWの突破力、バックスの決定力で圧倒し、WTB山田が先制を含む3トライを挙げた。
2試合とも意外と点差が付いた。東海大仰星はフォワードを筆頭に全員の圧力がすごかった。東福岡のバックス陣もほぼ封じ込めたもんなあ。桐蔭学園はさらにすごかったな。フォワード、バックスともに欠点がない。決勝が楽しみだが、桐蔭学園の方が総合力でやや上かなあ。