高校ラグビー決勝

高校ラグビー決勝(7日、東海大仰星19-14桐蔭学園、花園)東海大仰星(大阪第1)が桐蔭学園(神奈川)を下し、7年ぶり3度目の優勝を果たした。東海大仰星は前半1分に先制。24分に桐蔭学園にトライを許し7-7の同点とされたが、後半8分、11分にトライ。桐蔭学園の反撃を1トライに抑え19-14の接戦を制した。
 東海大仰星は素早い出足で桐蔭学園にプレッシャーをかけ続け、試合の主導権を握った。ディフェンスの時間は長かったが、勝負どころではFWのパワーを生かして得点を重ねた。
 14年前の初優勝時の主将だった東海大仰星・湯浅監督は「選手たちが本当によくやってくれた。感動したの一言です」と涙ながらに語って選手たちをたたえた。

桐蔭学園を応援していたので残念だったけど、いい試合でした。
勝つのが目的なのであれば、桐蔭の攻め方は真っ正直すぎたな。相手陣深くでペナルティのアドバンテージをもらっても、それを活かさずにそのまま愚直にフォワードで攻めてしまう。普通であれば、思い切ってバックスに回すなり、裏へパントを蹴ったりしてみて、上手く行かなくてもペナルティをもらって、それをタッチに蹴って、そこからモールだろう。でも、そうしなかった。きっと勝ち負けが問題じゃないんだろう。そうであれば、いっそ清々しい攻撃だった。負けても得るものは大きかったのだろう。
東海大仰星はよく桐蔭の猛攻撃に耐えぬいた。あっ晴れと言うしかない。