青山円劇カウンシル♯6 〜breath〜 『いやむしろわすれて草』

忘れな草という草があって、
私を忘れないでほしいという草だときいた、
だけど忘れてもいいよと思うときもあって、
むしろ忘れてくれた方が気が楽だ、と思っているときもある。
私のことなんか忘れてくれた方が気が楽だと、そう思いながら。
涙も出ない人たちの、ありふれた不幸の、ありふれた幸せの物語。


作・演出:前田司郎
出演:満島ひかり 伊藤 歩 福田麻由子 菊池亜希子/大山雄史 能島瑞穂 黒田大輔志賀廣太郎
公演期間:2013年5月16日(木)〜26日(日)
劇場名:青山円形劇場

円形劇場はどこに座っても舞台が近いのがいいね。前から2列目だったので、かなり近かったのだが、舞台上のベッドの枕の位置がこちら側だったので、始まってしばらくは満島ひかりの顔が見られなかった。
伊藤歩は可愛かったな。テレビで見るよりも細かった。まあ、女優さんは舞台で見ると、大体驚くほど顔が小さくて体が細いんだけど。菊池亜希子の動きはアンガールズの田中のようで面白かった。
芝居は面白かったんだけど、ラス前の黒田大輔満島ひかりのシーンがちょっとどうだったかなあ。黒田大輔のセリフがほとんど聞き取れないんだよな。
上演時間が1時間20分と短めなので、もう1シーンくらいあっても良かったのかなと思うね。
手作り感満載の「いや むしろ わすれ マッシュ」という公演チラシはなかなか良かったね。