フランソワ・ラマルシュ・ブルゴーニュ・ルージュ 2010

≪リアルワインガイドよりラマルシュのコメント≫
ラマルシュはいよいよ本格的にエレガントでナチュラルなワインになってきた。ニコラ・ラマルシュの目指すスタイルがある意味結実した年と言えるのではないだろうか。この10年は。ワインは全て思いっきりナチュラルで、優しい液体はエレガンスとフィネスに満ちあふれている。この10年からすべての畑がビオとなり、その効果が如実に液体に現れているのだ。今となってはこれほどのエレガンスを持つワインはVR随一とまでになったと言い切ろう。そしてもちろんエレガンスだけではない。優しい液体は複雑性に満ち、うま味にあふれている。このままこのスタイルをどんどん進化させていってほしいし、間違えなくそうなるだろう。ニコラ曰く「10年はとてもきれいなヴィンテージ。果実味があって、爽やかさがあって、かつ複雑性がある。自分がこれほど気に入ったヴィンテージはない。09年がメディアに取りざたされたけど、この10年も確実に表舞台に出てくると思う」。

キタザワにて購入。色はかなり薄い。香り、味ともACブルゴーニュとしては申し分なし。値段的にも普段飲みとしては嬉しい。
バゲットはパンドコロの少し高い方のもの。クラムが普通のよりも茶色でちょっと酸味がある。これはワインに合うね。