二流小説家(デイヴィッド・ゴードン)★★★☆☆ 7/9読了

ハリーは冴えない中年作家。シリーズもののミステリ、SF、ヴァンパイア小説の執筆で食いつないできたが、ガールフレンドには愛想を尽かされ、家庭教師をしている女子高生からも小馬鹿にされる始末だった。だがそんなハリーに大逆転のチャンスが。かつてニューヨークを震撼させた連続殺人鬼より告白本の執筆を依頼されたのだ。ベストセラー作家になり周囲を見返すために、殺人鬼が服役中の刑務所に面会に向かうのだが…。ポケミスの新時代を担う技巧派作家の登場!アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞候補作。

評判が良かったので期待していたのだが、期待したほどではなかったなあ。設定自体は面白いと思うのだが、作者の思い入れが作品に込められすぎていて、ちょっと重かったり冗長なところが多かった。作中作もあまり面白いとは思えない。ただ、主人公の相棒となる女子高生のクレアは良かったね。