トップリーグ第13節 三洋vsトヨタ、東芝vsサントリー 秩父宮ラグビー場 テレビ観戦

東芝が1位でプレーオフラグビートップリーグ

 ラグビートップリーグ最終節最終日は10日、東京・秩父宮ラグビー場などで6試合を行い、東芝サントリーに26−10で快勝し、11勝2敗の勝ち点57でリーグ戦1位を決めた。前節まで首位だった三洋電機トヨタ自動車に21−22で敗れ、勝敗数で東芝と並んだが勝ち点2差で2位となった。
 リーグ戦の全日程が終了し、上位4チームの進むプレーオフの1回戦(22、23日・秩父宮)は東芝と4位サントリー三洋電機と3位トヨタ自動車の組み合わせとなった。トライ王には15トライを挙げた小野沢宏時(サントリー)が2季連続で輝いた。
 5〜10位は日本選手権の出場権を懸けたワイルドカードトーナメントに出場する。11位ヤマハ発動機と12位NTTコミュニケーションズは入れ替え戦に回り、13位クボタと14位豊田自動織機は下部リーグに降格する。

最終節は4強の直接対決だけあって実に見応えがあった。トヨタはバックスの切れ味が素晴らしく、後半の三洋の追い上げも何とか凌ぎきった。ただ、三洋はブラウンや霜村をリザーブスタートさせるあたり、プレーオフを見据えた試合だったような気もする。
東芝vsサントリーも面白かった。サントリーがガンガン攻めてきたけど、東芝のディフェンスは素晴らしかったね。ここぞというときのブレイクダウンの強さは目を見張るものがあった。
最終節の勝利で東芝が逆転で1位通過となった。ここのところ優勝はしていたけど、1位通過ではなかったので、やっぱり1位通過は嬉しいね。
4チームともトライを取るために果敢にアタックして、それを阻止するために懸命にディフェンスしていた。やっぱりこういう真っ向勝負こそラグビーの醍醐味だよな。昨日の大学選手権決勝のゲームの後だと余計にそう感じるね。