観劇前のランチ。三軒茶屋の場合、いつもはイル・ピッツァイオーロかブオン・サングエに行くのだが、「料理通信」で見かけた宮の坂のタヴェルナ アリーチェに行ってみることにした。
宮の坂に行くのは初めてだし、世田谷線に乗るのも初めてだ。電車っていうより、どっちかというとバスに近いね。お店は宮の坂駅から歩いてちょっと。世田谷八幡宮の駐車場の桜がきれいだった。
12時半過ぎに行って、半分くらいお客さんが入っていた。カウンターが空いていたのでカウンターへ。店内ではなぜかストーブを焚いていた（そこまで寒くないと思ったが・・）。こぢんまりとしていて内装や家具もオシャレだった。女性客に受けるだろうな。但し、なぜかトイレが外にある。想像するに、元々は肉屋とか豆腐屋とか何か別の店だったんじゃないだろうか。厨房にあるやたらにでかい冷蔵庫も何かの名残りな気がする。
ランチメニューは1,000円と1,600円の２種類。1,000円の方はサラダ、パスタ（３種類から選べる）、パン、ドリンクという構成。1,600円の方はこれに前菜とデザートが付くようだ。いつもだったら1,600円の方にしてグラスワインを頼むのだが、前日飲み過ぎだったのと時間があまりなかったので、1,000円のランチにして「自家製パンチェッタとトレヴィスのリゾット」を選択した。
サラダはまずまずかな。リゾットは美味しかったね。トレヴィスの苦みとパンチェッタのしょっぱさがうまくマッチしている。パスタやピッツァに比べて、リゾットを食べる機会は極端に少ないのだが、多分今まで食べたリゾットの中で一番美味しかったと思う。
ドリンクは最初アイスコーヒーにしたのだが、エスプレッソマシーンがあるのが見えたのでエスプレッソに変更した。ところが、エスプレッソは駄目だった。多分マシン使ってなかったんじゃないかな。普通のコーヒーをエスプレッソカップに入れただけみたいな感じだった。一応これでもエスプレッソというのかもしれないが、もっと濃厚でクレマがないとエスプレッソとは呼びたくない。
というわけで、エスプレッソは残念だったけど、リゾットは美味しかったし店の雰囲気もいいので、また来て今度は1,600円の方を頼んで、パスタをチョイスしてみたい。
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