のぼうの城(和田竜)★★★☆☆ 4/4読了

時は乱世。天下統一を目指す秀吉の軍勢が唯一、落とせない城があった。武州忍城。周囲を湖で囲まれ、「浮城」と呼ばれていた。城主・成田長親は、領民から「のぼう様」と呼ばれ、泰然としている男。智も仁も勇もないが、しかし、誰も及ばぬ「人気」があった―。

ようやく読みました。面白いことは面白かったが、やはり表面をなぞっただけという感は否めない。飯嶋和一の後だと余計にそう思っちゃうな。でも、これで歴史物を好きになった人がいるのであれば、それはそれで結構なことだと思う。

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