早稲田大学 vs 明治大学 関東大学ラグビー対抗戦 国立競技場 テレビ観戦

ラグビーの関東大学リーグ最終日は6日、東京・国立競技場で対抗戦の伝統の一戦早大−明大を行い、早大が16−14で逆転勝ちして6勝1分けとなり、2年ぶり21度目(リーグ通算36度目)の優勝を決めた。5位が決まっている明大は3勝4敗。両校の通算対戦成績は早大の48勝35敗2分けとなった。
 試合は序盤から明大が流れをつかみ、モール攻撃と連続展開で2トライを挙げて14−3で前半を終えた。後半に入ると早大がパス展開で攻勢に出て点差を縮め、交代出場したSH桜井が30分に逆転トライを挙げた。
 対抗戦は全日程を終了し、5勝1敗1分けの慶大は2位が決まった。

少し前に明治を酷評しちゃったけど、この試合を観る限りではそこまで酷くはなかった。ラインアウトを全く取れなかった帝京戦からは大幅にラインアウトは修正されていた。前へ出る圧力もあったし、前半終了時にはひょっとするかもと思わせてくれた。
しかし、後半に運動量が落ちた。ブレイクダウンで負けているし、キック合戦も分が悪くて、全然敵陣に入れなかった。そうこうしているうちに逆転されてしまったのだが、早稲田の瀧澤がライン際でタックルされながら内にパスしたプレーは、瀧澤はラインを踏んでいなかったのだろうか?踏んでいるようにも見えたので、ちょっと納得いかなかったのだが、近くにアシスタントレフリーがいたのだから、まあ踏んでいなかったんでしょう。
明治は意地を見せてはくれたんだけど、どうも勝つための道筋が見えてこない。前半のリードをどうやったら勝ちにつなげられるのかを大学選手権の前にもう一度考えて欲しい。