グランクリュ(ランチ)

もう何回目だろうか。結構来てるね。ランチのコースでサラダと鴨のコンフィをチョイス。サラダに合わせたワインは「ドメーヌ・ビネール・ブラン・ド・ノワール・ノンフィルター2004」。このワインはちょっと変わっている。ピノ・ノワールから作られた白ワインなのだ。といっても色はロゼのようなピンク色。ちょっととろっとした感じでアルコール度数も高めな気がする。変わり種だけど、これが美味しかった。
鴨に合わせたのは「ドメーヌ・クロ・ノワール・フィサン・レ・ジェルメ2005」。クロ・ノワールは飲んだことがあったような気がしていたが実は飲んだことがなかった。リアルワインガイドでも特集されていた当主のセドリック・バタシはまだ三十半ばでテクノミュージックが大好きらしい。自然派だがちょっと濃いめのワインを作る。確かに色はちょっと濃かった。バニラ系のいい香りがする。濃いワインは苦手なのだが、これは大丈夫だった(一杯だけだからかもしれないが)。
ここの料理はとても美味しいのだが、正直バリエーションが乏しい。ランチの肉料理は大体鶏だし、付け合わせや味付けも大体同じだ。だけど、グラスワインの種類が多い。だから、個人的にはワインを楽しむお店という位置付けにしようかと思う。問題はグラスワインの値段か。ドメーヌ・ビネールの方はいいのだが、クロ・ノワールはちょっと高かったね。まあ、あえて値段は書かないけど。


【追記】
飲んでるはずだと思ってよくよく調べたらやっぱりACブルゴーニュを飲んでいた。その時の味の記憶はほとんどないんだけど、やっぱりACブルよりはフィサンの方が美味しいね。