三度目のホテル河鹿荘(その1)

妻が会社を辞めたときに、Yukaが入学する前に旅行に行きたいという要望があった。そこで色々考えたのだが、私も2月3月は結構忙しいので、長期の休みは取りにくい。となると、どうしても近場ということで伊豆・箱根方面が浮上してくる。宮の下の「箱根吟遊」に泊まってみたかったのだが、7月まで予約が一杯だった。というわけで、いつもの河鹿荘になってしまった。ただ、ここは子どもを添い寝扱いにしてくれるし、JCB経由で予約すると特典があったりで、かなりお得なのだ。もちろん、立地、サービス、料理、お風呂なんかもいいんだけどね。

チェックインの前に強羅まで行ってみた。人気のトンカツ屋「田むら銀かつ亭」は店の外で待っている人が大勢いたので諦めて、普通の蕎麦屋で食べた。強羅公園はさすがに季節外れで寂しかった。温室内だけは花が一杯咲いてたけどね。


(※さっそく広角で撮影)

河鹿荘の今回の部屋は5階だった。前回よりも大分高かったので、前回は多分3階だったのだろう。三度目ともなると、もはや勝手知ったるという感じである。夕食は毎回微妙にメニューを変えてくる。今回は金目鯛のしゃぶしゃぶがあった。ビストロスマップなどで見るにつけ、一度食べてみたいと思っていたのだが実現した。柔らかくて美味しかったね。貝殻に盛られたグラタンを妻は何げなくYukaにあげていたのだが、何とこれが鮑グラタンだったのだ。これも美味しかった。妻は悔しがっても後の祭りである。

最後の方でかぶと煮が出たのだが、仲居さんの話では目のところの骨が小さな魚の形をしているという。そんな話初めて聞いたのだが、実際に仲居さんが探してくれたら見つかった。写真でYukaが持っているものがそうである。

例によって、デザートのメロンはYukaが大半を平らげた。食後はかなり酔っぱらっていたのですぐに寝てしまった。