久し振りのラグビー特集

スポーツ総合誌が冬の時代を迎えている。昨年6月のサッカーワールドカップ(W杯)ドイツ大会での日本代表の惨敗を受け、光文社の「VS.(バーサス)」(月刊)が7月に休刊し、12月には角川書店の「SPORTS(スポーツ) Yeah(ヤァ)!」(隔週刊)が廃刊した。いずれも、文芸春秋の名物雑誌の「Number」(隔週刊)に対抗しようと創刊された新興雑誌だった。だが、26年続いている、その老舗(しにせ)雑誌も中田英寿の引退に伴うヒーロー不在により苦戦気味だ。春は、いつ来るのか。

先日朝日の夕刊にこんな記事が出ていた。実際私も「VS.(バーサス)」や「SPORTS(スポーツ) Yeah(ヤァ)!」は買ったことないもんなあ。そんな中かなり久し振りに「Number」がラグビー特集を組んでくれる。

ラグビー 真冬の激闘。
▼ 密着ドキュメント
早稲田大学関東学院大学
慶應義塾大学明治大学
▼ 新春スペシャル対談
ジョン・カーワン×清宮克幸
▼ インタビュー&ノンフィクション
平尾誠二松尾雄治/堀越正己/吉田義人

特集を組んでくれたのは今年がワールドカップイヤーということもあるだろう(中田引退でネタに困ったのかもしれないが)。是非、ラグビーファンには18日発売の「Number」を買ってもらいたい(ファン未満の人にも是非)。ラグビー特集号の部数が伸びれば、またラグビー特集を組んでくれる可能性が高まるからね。