決勝が楽しみ

第88回全国高校野球選手権大会第14日は19日、甲子園球場で準決勝を行い、73年ぶり史上2校目の夏3連覇を狙う駒大苫小牧南北海道)と初優勝を目指す早実西東京)が決勝へ進んだ。
 智弁和歌山(和歌山)に1回に1点先制された駒大苫小牧は、その裏に4点を奪って逆転。5回に2点を加えてリードを広げ、2回途中からリリーフの田中が10三振を奪って反撃をかわし、7−4で逃げ切った。3年連続決勝進出は第65−67回大会のPL学園(大阪)以来、史上4度目。
 早実は1回に後藤の3点本塁打で先制し、2、8回にも1点ずつ加えた。エース斎藤は毎回の13三振を奪って3安打無四球完封し、5−0で初出場の鹿児島工(鹿児島)に快勝した。早実の決勝進出は準優勝した第62回大会以来26年ぶり。

今大会初めてまともに試合を見た。第一試合は大乱戦の予感漂う立ち上がりだったが、駒大苫小牧のエース田中が出てきてからは落ち着いた試合になった。智弁和歌山はエラーで失点したのが痛かったね。それにしても田中はさすがだったな。勝負度胸みたいなものがあるね。
第二試合は途中から見たら、もう早実が4対0で勝っていた。結局5−0でエース斎藤は完封だった。これで希望通りの決勝となった。田中vs斎藤の両エースの投げ合いが非常に楽しみだ。私は田中よりもむしろ斎藤の方を買っているのだが、果たしてどうなるだろうか。ちなみにどちらのチームを応援しているというのはない。好ゲームを期待するのみだ。