名人戦問題:毎日が単独主催案を提出

本社の契約案は、<1>名人戦契約金(64期は3億3400万円)とは別に、将棋振興金として3000万円を7年間拠出する<2>66期の契約金は100万円増額して3億3500万円とし、67期以降は従来通り、毎年協議する<3>名人戦と併せて王将戦(契約金7800万円)を継続する<4>神奈川県箱根町で開催している「東日本都市対抗将棋大会」を、来年から「全日本都市対抗将棋大会」に拡充する−−という内容。

 連盟にとっては、現状よりも最低限、毎年3100万円の増収が確保される。2007〜13年度の7年間では、計2億1700万円の増収となる。

この案が8月1日の臨時総会に諮られる。朝日の提示よりも額が多いのだし、もともと信義の問題もあったのだから、このまま毎日単独主催に決まるでしょう。結局は元の鞘に収まるわけだが、理事会の不手際に振り回された毎日や朝日や様々な関係者が可哀想だな。そして、新聞社に契約金額を上げさせるだけ上げさせておいて、連盟側の体質改善は何一つ進まないわけか・・。こんなことでいいのかね。