決勝トーナメント準決勝 イタリアvsドイツ

サッカーの第18回ワールドカップ(W杯)ドイツ大会第22日は4日、当地で最初の準決勝が行われ、イタリアが延長戦の末に地元ドイツを2-0で破り、1994年の米国大会以来3大会ぶり6度目の決勝進出を果たした。延長終了間際にDFグロッソが劇的な先制ゴールを挙げ、さらにデルピエロが加点した。9日(日本時間10日)にベルリンで行われる決勝で24年ぶり4度目の王座を狙う。
 ともに3度の優勝を誇る両国の激突は予想通りの激しい攻防となり、90分を0-0で終えて延長戦に突入。延長も終了かと思われた同後半14分、イタリアは右CKを起点にピルロのパスを受けたグロッソが左足でシュートを決めて先制。さらに得意の速攻で加点した。

早起きして、録画しておいたものを追いかけ再生して見た(途中でリアルタイムに追いついた)。試合序盤は両チーム(特にイタリア)の中盤でのプレスが激しくて、なかなか見応えがあったのだが、両者とも決め手を欠いて0-0が続くと眠くなってきた。
正直見ていてあまり面白い試合ではなかった。後半も最後の方になると、みんな足が止まっていて、「延長でもいいか」という雰囲気がありありだった。さらに延長でもなんだかやる気が感じられない(部分的に見せ場はあったが)。これはまたPK合戦かと思ったら、最後の最後にイタリアがチャンスをものにした。グロッソのシュートは、ちょうどキーパーが届かないところにカーブを描いて決まった。あの時間帯にあれだけ落ち着いて決められるのはさすがだ。「PKでもいいや」的な動きをしていたドイツが急に反撃を開始したが、時すでに遅し。カウンターを喰らって、デルピエロに決定的な2点目を入れられてしまった。
私の予想は外れたが、イタリアが決勝に来た方が面白いな。フランスに勝ってもらって、フランスvsイタリアの決勝を見たいね。