決勝トーナメント準決勝 フランスvsポルトガル

サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会第23日は5日、ミュンヘンで準決勝1試合を行い、フランスがポルトガルを1-0で破り、2大会ぶり2度目の決勝進出を決めた。9日午後8時(日本時間10日午前3時)からベルリンで行われる決勝ではイタリアと対戦する。
 フランスは自国開催の1998年大会以来2度目、イタリアは82年スペイン大会以来4度目の優勝を目指す。過去のW杯での対戦成績は、イタリアの2勝1分け(PK負け)1敗。欧州勢同士の決勝はイタリアが西ドイツを下した82年大会以来となる。

このレベルになるとなかなか点が入らないねえ。C・ロナウドがボールを持つとものすごいブーイングが起こるのが面白かった。前半33分にアンリが得たPKをジダンが決めたのだが、ちょっとヒヤッとしたね。ほとんど助走を取らなかったし、リカルドにシュートコースを読まれてたからな。それでもちゃんとぎりぎりに蹴れるところがさすがだ。
ポルトガルの最大のチャンスは後半32分だった。ゴールまで約30メートル、中央左寄りからのFKをC・ロナウドが直接シュート。バルテズがはじいたところにフィーゴが詰め寄ってヘディングシュートしたのだが、バーの上に外れてしまった。最終盤にはキーパーのリカルドまで上がって攻めたのだが届かなかった。
試合終了後、ジダンフィーゴがユニフォームを交換しているシーンはなかなか印象的だった。アンリはC・ロナウドと抱き合って何事か耳元で話していた。「次回のワールドカップではおまえが主役になれよ」とか言っていたのかもしれない。
希望通り、「アズーリ」vs「レ・ブルー」の決勝となった。どちらも中盤とディフェンダーの守備が固い。トニとアンリの1トップも同じ。そして、トッティジダンの司令塔対決。そう簡単に点は取れないだろうから、ワンチャンスを活かした方が勝つだろうね。