3試合まとめて

1/7 全国高校ラグビー大会決勝 伏見工業高校vs桐蔭学園 花園ラグビー場 テレビ観戦

明らかに伏見の方が動きがいい。伏見のディフェンスの集まりが速いから桐蔭は持ち込んではノット・リリース・ザ・ボールの連続だった。但し桐蔭も決して悪くはない。伏見がさらにいいのだ。伏見は着々と加点して前半を24-0で折り返した。ほとんど勝負あったと言っていいだろう。後半桐蔭も自慢のフォワードで2トライをあげたが、それが精一杯だった。伏見は強かった。完成度の高さには驚かされたよ。

伏見工業高校vs桐蔭学園(36-12)

1/8 大学選手権決勝 早稲田vs関東学院 国立競技場 テレビ観戦

今季の大学ラグビーは、大学選手権の決勝での早稲田vs関東学院の試合のみが、真に観る価値のある試合だと思っていた(それだけ両校の実力が抜き出ていたのだ。早稲田は特にね)。ところが、大学選手権の決勝でさえもワンサイドゲームになってしまった。強すぎるよ早稲田。
関東の得点は、偶然こぼれ出たボールが北川智規のところに入ってあげたトライ1つのみ。一方早稲田は前半の前半こそラインアウトが取れずに苦しんだが、接点での強さが完全に関東を上回っていた。何も書くことがないほどの快勝だったが、最後にPGを外した高橋銀太郎はバツが悪かっただろうな。

早稲田vs関東学院(41-5)

1/9 トップリーグ第12節 NECvs東芝府中 秩父宮ラグビー場 テレビ観戦

前半は東芝が終始押していたが、NECのディフェンスが強力でなかなかトライが取れない。16分にやっとSH吉田がトライをあげて、さあこれからと思ったら、結局東芝の得点はこの5点のみになってしまった。マクラウドの代わりにケプが先発だったのだが、やはりマクラウドがいなかったのが痛かったか。それにしてもNECのディフェンスは激しかった。今日のところは完敗ですな。まあ、マイクロソフトカップに向けて課題と目標ができたと考えよう。

NECvs東芝府中(20-5)

3試合を通じて感じたのは、やはりラグビーというのは「集散の速さ」が勝負を分けるということ。伏見、早稲田、NECはそれぞれ「集散の速さ」で相手を上回っていた。