大学選手権準決勝

ラグビーの全国大学選手権最終ステージ準決勝は2日、東京・国立競技場で2試合が行われ、早大(関東対抗戦2位)は29―11で筑波大(同3位)を下して3大会ぶりに決勝に進出。帝京大(同1位)は45―14で慶大(同3位)に快勝し、史上初の5連覇へ王手を懸けた。
早大は前半20分までに0―8とリードを許したが、FB藤田のトライとSO小倉のPGなどで10―8と逆転。後半は3トライを挙げて突き放した。
帝京大はWTB磯田、森谷のトライで前半16分までに10―0とリードを奪ったが、慶大の反撃で10―7で前半を折り返し。後半は地力を発揮して5トライを奪い、対抗戦に続き慶大を圧倒した。
決勝は12日に国立で行われる。

早稲田vs筑波は試合的には両チームミスが多くて凡戦だったなあ。どちらが勝ってもおかしくないと思っていたが、集散の速さで勝った早稲田の勝利だった。ルーズボールへの反応やディフェンスの出足が早稲田の方が良かったし、福岡に決定機も作らせなかった。小倉のノールックパスからの藤田のトライも見事だったね。
帝京vs慶応は慶応が粘りを見せたけど、やはり帝京の敵ではなかったな。決勝も帝京有利だと思うけど、対抗戦の時には藤田がいなかったし、早稲田が勝つ可能性も十分にあるね。接戦を期待したい。