画餅 特別公演「ホテル・アムール」@浅草九劇

「深夜。ラブホテルの一室。とある男女の痴話喧嘩を描く物語。」
2013年上演のナカゴー初期作品が生まれ変わります。
出演は、小野寺ずる・神谷圭介・相根優貴・島田桃子(ロロ)・髙畑遊(ナカゴー)の演劇のみならず多方面で活躍するメンバーが集結し公演に挑みます。

作:鎌田順也 
脚色・演出:神谷圭介とチーム画餅
出演:小野寺ずる・神谷圭介・相根優貴・島田桃子(ロロ)・髙畑遊(ナカゴー) 

画餅初となる長編および外部の脚本である。最前列中央という良席だった。
舞台はホテルの一室。上手にダブルベッド、下手にソファとローテーブル。ベッドで寝ていた浩二(神谷圭介)を佳子(小野寺ずる)が起こして、「浮気してるよね?」と詰め寄るところから始まる。ここから「してるよね?」「してないよ」の無限ループに突入するのだが、「浮気↗してるよね↗」という独特のイントネーションが耳について離れなくなる。そこから想像を超えた展開になっていくのだが、それはネタバラシになるので書かない。
面白かったのだが、個人的には、画餅はやっぱり短編をいくつかやるスタイルの方が好きかな。