アンダーソン・ヴァレーが誇る偉大な畑デムス・ヴィンヤードとセリーズ・ヴィンヤードのブドウをブレンド。瑞々しいイチゴやラズベリーのアロマに香ばしいオークやハーブのニュアンス。優しく広がる果実は甘くボリュームがあり、生き生きとした酸や細かなタンニンとともにアロマティックな味わいを形作る。甘酸っぱい果実の香りが心地よい伸びやかな余韻は旨みに満ち、非常にピュア。
夕飯は、タリアータといちじくのカプレーゼ。基本的には先週と同じメニュー。タリアータは前回よりも肉を薄めに切って、バルサミコ酢のソースにパルミジャーノ・レッジャーノも削ったオーソドックススタイル。いちじくのカプレーゼは、モッツァレラではなくてクリームチーズにして、ミントを散らした。
肉は前回は国産牛だったのだが、今回はオーストラリア牛。全面を2分焼いてから、アルミホイルで巻いて休ませる作り方は同じだが、休ませる時間を段々長めにしてみた。その分、焼く・休ませるの工程を1回は省けたかも。ただ、長めに休ませる分、全体的な時間は増えてしまった。金串で温度を計るのは前回同様で、どのくらいの熱さで中身がどんな感じになっているのかは分かってきた。それと、前回よりも最初の塩をきつめにしたのも良かった。時間が掛かるんだけど、チャレンジしたくなるんだよな。
ワインはFiradisで2018年に購入。ずっと保管しておいたとっておきのワイン。一度飲んで美味しくて、また買って取っておいた。カリフォルニアのピノ・ノワールなので、ブルゴーニュとは香りが少し違うんだけど、そこもまたいい。液体がまろやかに熟成されていて、とても美味しかった。