娘の誕生日のお祝いランチは久しぶりのプリモへ。特別ランチコースを予約しておいた。
ワインはペアリングでお願いして、最初はスプマンテ。突き出しは、宮城県産 有機にんじんのムース コンソメジュレ。にんじんの味が濃い。
冷たい前菜は、皮目を炙ったサバのマリネ じゃがいもと新玉ネギのサラダ。サバの皮目を炭火バーナーで炙るという説明があり、「炭火バーナー」って何だ？と気になって聞いてみたら、バーナーにアタッチメントとして付けるんだそうで、実物も見せてくれた。そんなのあるんだね。サバとじゃがいもと玉ねぎは組み合わせ的には定番だと思うが、それぞれが美味しくてレベルが高かった。ワインはソーヴィニヨン・ブランだが、草っぽい感じではなく、かなり繊細な味わいだった。
温かい前菜は、太刀魚とモッツァレラチーズのパスタ包み焼き ケッカソース。今までプリモではあまり食べたことがないタイプの料理。なかなか面白くて美味しかった。ワインはシチリアのソーヴィニヨン・ブラン。これは一杯目とは違って、インパクトのあるタイプ。
パスタその１は、スパゲッティ「マンチーニ」：北海道産白子のアラビアータソース。やっぱり白子は美味しいね。今回のペアリングのテーマはソーヴィニヨン・ブラン飲み比べだったようで、今度は珍しくフランスのソーヴィニヨン・ブラン。シャルドネも入っているので、これも普通のソーヴィニヨン・ブランとは違った味わいだった。
パスタその２は、トルキオで絞ったビゴリ：月の輪熊とカーボロネロのラグーソース。トルキオとはパスタマシンなんだね。知らなかった。ラグーソースのパスタは大好きなので美味しかった。ワインはダリオ・プリンチッチのヴィノ・ロッソ。プリモでこういう有名生産者のワインが出てくるのは珍しい。品種はメルローとカベルネソーヴィニヨン。しっとりした感じで美味しかった。
メインは、「仙台黒毛和牛」ランプ肉 炭火ロースト。ワインはフレイザ。面白いグラスに注いでくれた。上質な牛肉が薄旨系のワインと合うね。付け合わせの野菜も美味しかった。
ドルチェの前にチーズを勧められたので、４種類をちょっとずつもらった。一番癖の強いブルーチーズにジャムを付けて食べるのが美味しかったね。ドルチェワインはアルネイス。エチケットがちょっと和風でオシャレだった。
ドルチェは、チョコレートとヘーゼルナッツのテリーヌ ル・レクチェのソルベ。コーヒーは写真がないが、深煎りだった。小菓子も手が込んでいる。
料理もワインも美味しかったし、ソーヴィニヨン・ブラン３連発も面白かった。次はいつになるかな。
