falo(ディナー)

カンペールで買い物してしまったので、少し遅れてfaloへ。妻と娘は妻の実家に行っており、娘からはLINEで鰻重の写真が送られてきたが、こちらはこちらでfaloで楽しむからいいのだ。
突き出しはfalo風の鰤大根。 大根はピューレ状になっている。最初はエツィオ・チェッルーティのフリッツァンテ。エチケットに見覚えがあると思ったら、「あんちゅう」でこの造り手のパッシートを飲んでいた。
料理の一品目はイワシの甘酢マリネ。一品目はこれかポテサラにすることが多い。

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次はふきのとうと新玉葱のフリット。これは去年も同じ時期に食べた。やっぱり季節ものは食べたいし、フリットも好きなので、どうしても頼んでしまう。ワインは、ふきのとうと新玉葱に合わせて2種類出してくれた。チンクエ・テッレ・コスタ・デ・セーラはふきのとうと良く合っていたのだが、マリオーサの方がなぜか焦点がぼやけたような味だった。温度の問題なのかなあ。もう1杯出してくれたプラルアールのカタラットは独特の味わいで面白かった。

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次の料理が来るまでのつなぎに出してくれたのが、カンピ ディ フォンテレンツァ ペッティ ロッソ。軽い飲み口で美味しかったし、エチケットが可愛い。

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次は、飯蛸と白インゲン豆。小さなココットに熱々で供される。蛸も白インゲン豆も好きなので、こういう料理は堪らない。ただ、微妙なんだけど、白インゲン豆はもう少しふっくら炊けている方が好みだったな。
ワインはまた2種類出してくれて、最初はカッシーナ・デッレ・ローゼ・ドンナ・エレナ・バルベーラ・ダルバ・スーペリオーレ。香りがとても良くて美味しかった。もう一つはナタリーノ デル プレーテ アン。この料理には後者の方が合ってたね。

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メインは鹿肉とキノコ。以前に食べたときとは部位が違うのかなあ。いずれにしても柔らかくて美味しかった。ワインはまた2種類。最初はフォラドーリ・テロルデゴ・グラナート。ずしっと存在感があったね。来月にはfaloでメーカーズ・ディナーも予定されているようだ。もう一つはダリオ・プリンチッチ・ヴィーノ・ロッソ。こちらは何だか跳ねているような感じ。合う合わないで言えば前者だけど、これはこれで面白かった。
食べ終わってからも更にもう一杯出てきた。デ・フェルモ・モンテプルチャーノ・ダブルッツォ・プロローゴ。

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ドルチェはプリン。前にも一度食べたけど、このプリン美味いんだよな。ワインはフォンゴリのデチウス モンテファルコ サグランティーノ パッシート。これがあまり甘すぎず美味しかった。更にマッサヴェキアのパッシートもヴィンテージ違いで2種類出してくれた。最後はエスプレッソ。

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お腹いっぱいでパスタまで辿り着けなかった。オンリストされているメインの肉料理も大体食べてしまったので、次回はあえてメインを頼まずに、代わりにパスタでもいいな。faloではいつも沢山ワインを飲むけれど、この日は何と13種類。これは自分史上最高記録かも。沢山飲めて嬉しかったんだけど、料理がないときはステイでもよかったかなあ。
(※ 調べたら、ととや元のアルガ祭りの時に勝沼醸造のワインを16種類飲んだのが最高だった・・)