ぶらん(ディナー)

前回、10月に行ったときにシェフに今年いっぱいで店を閉めるかもしれないと言われていた。一ヶ月前くらいに電話があり、やっぱり閉めるということだったので、その場で仕事納めの日に予約を入れた。というわけで、ぶらんでの最後のディナーとなる。
既に15日くらいから客はすべて常連だけになっていたようで、当然この日も常連ばかりで、私は一番入り口に近い席だった。
料理は大体いつもと同じような感じ。ちょっと高いコースにしたので、ズワイガニのパイ包みやフォワグラが出てきたようだ。フォワグラと大根のスープ仕立ては美味しかったなあ。メインはもう一つだったかな。白トリュフのオイルが掛かっていたのだが、オイルというのが残念だった。このあと、例によって、ごはんと赤だしが出て、デザートはプリンにした。
ワインは、シャンパンに始まって、白を5杯、赤を4杯飲んだかな。ずいぶん飲んだな。






ぶらんには確か3年前の仕事納めの日に初めて来たので、ちょうど3年通ったことになる。会社の人や妻や友人と来ることもあったが、実は一人で来ることの方が多かった。時々一人で来ては、美味しい料理とワインに舌鼓を打ち、シェフやスタッフの人と話をするのが楽しみだった。それももう叶わないと思うと寂しい限りだな。シェフはいずれ山梨の方でオーベルジュを開くらしいので、その時は家族で行ってみたいね。