ふがいない僕は空を見た(窪美澄)★★★☆☆ 5/15読了

これって性欲?でも、それだけじゃないはず。高校一年、斉藤卓巳。ずっと好きだったクラスメートに告白されても、頭の中はコミケで出会った主婦、あんずのことでいっぱい。団地で暮らす同級生、助産院をいとなむお母さん…16歳のやりきれない思いは周りの人たちに波紋を広げ、彼らの生きかたまでも変えていく。第8回「女による女のためのR‐18文学賞」大賞受賞、嫉妬、感傷、愛着、僕らをゆさぶる衝動をまばゆくさらけだすデビュー作。

妻が図書館で借りた本を借りた。いっとき話題になってましたなこの本。賞を取った短編を軸に連作短編集に仕立てるやり方は湊かなえの『告白』と同じパターンだ。
悪くはなかったけど、個人的にはちょっと微妙かな。

ふがいない僕は空を見た

ふがいない僕は空を見た