取引先大企業「来月末までで取引終了にしてくれ」メインバンク「そもそも会社の存続が無理」ライバル大手企業「特許侵害で訴えたら、…どれだけ耐えられる?」帝国重工「子会社にしてしまえば技術も特許も自由に使える」―佃製作所、まさに崖っプチ。
GWに実家に行ったときに弟に借りた本(弟の家は群馬にあるのだが、仕事の都合上、埼玉の実家に泊まることが多く、実家の部屋にはかなりの蔵書がある)。読みたいけれど買うのも何だし、図書館のリクエスト数もすごかったので、借りられてラッキーだった。
プロローグを読んだところで、エピローグは容易に想像できるのだが、そこに至るまでの過程がなかなかに面白かった。ベタだけれども、中小企業が大企業の鼻をあかすシーンはスカッとするよな。
実は『ルーズヴェルト・ゲーム』も借りているので、そちらも楽しみだ。
- 作者: 池井戸潤
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/11/24
- メディア: ハードカバー
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