大学選手権決勝 早稲田大学vs帝京大学 国立競技場 テレビ観戦

反則を犯し過ぎた帝京の自滅って感じがする。前半トスに勝って風下を取り、僅差で耐えて後半勝負というのは分かる。ただ、前半の後半に、時間を潰そうとして自陣から蹴らずにフォワード周辺を攻めて、自ら反則を犯すケースが多かったのにはガックリ来た。それでPGを決められていては何をしているのか分からない。とにかくブレイクダウンのところでの反則が多過ぎた。前半38分にツイがラックで足を使って球出しを邪魔してシンビンになったのは論外だし、後半18分に平原がハイタックルでシンビンになったのも痛かった。試合後に監督も言っていたが、14人で戦わざるをえない時間帯が多過ぎた。
後半35分を過ぎてからようやく連続攻撃を仕掛けてトライを取ったけど、ああいうプレーをもっと早い時間帯にやって欲しかったよな。
早稲田は帝京の自滅に助けられた格好だけど、キャプテン豊田のここぞの2トライはさすがだね。インタビューでの「やばいっす」は頂けないけど。
解説の薫田氏も言っていたように、早稲田の方が試合運びや勝負の見極めどころの点で一日の長があったね。帝京は初めての決勝で本来の力を出せなかった気がする。ただ、これで一度決勝を体験したからね。来シーズンは楽しみだな。


早稲田大学vs帝京大学(20-10)