トップリーグ・ファイナル

ラグビートップリーグは27日、東京・秩父宮ラグビー場プレーオフ決勝を行い、サントリー(リーグ戦1位)が19-3で東芝(同2位)を下し、2季連続3度目の優勝を果たした。10季目を迎えた同リーグで、リーグ戦からの15試合で史上初の全勝優勝となった。東芝は3季ぶりの制覇を逃した。
 サントリーは前半、WTB村田の2トライなどで12-3とリード。後半は東芝の猛攻で押し込まれる時間帯が続いたが、粘り強い防御で得点を許さず、途中出場したSOピシの35分のトライで突き放した。
 プレーオフ最優秀選手にはピシが選ばれた。
 サントリー東芝は日本選手権の準決勝(2月16日)から登場する。

サントリーにかなりボールを保持されるのは想定内だったが、東芝はアタックの精度を欠いたなあ。前半はほとんどサントリーに攻められっぱなしだったが、何分だったか、右奥のスクラムでチャンスになった。サントリーが2回連続で反則を犯し、あと一回反則すれば認定トライかというところで、東芝がアーリーエンゲージを取られてしまった。終わってから考えると、ここが大きなポイントだった気がする。ここでトライを取れていれば、のちの展開も変わっていただろう。
後半はサントリーにシンビンが二度あったこともあって、東芝が攻め続けた。しかし、それでもトライが取れなかったのだから、やっぱりサントリーのディフェンスは素晴らしいね。なかでもジョージ・スミスは凄い。3人分くらい働いてるよな。
デュプレアがシンビンになったことでピシの投入が遅れたが、そのピシに止めを刺されてしまった。恐れていたとおりである。まあ、その前に勝敗は決していたけど。
今回は負けたけど、日本選手権では是非リベンジして欲しいね。