アニエス・エ・セバスチャン・パケ・オーセイ・デュレス・ルージュ 2004

【リアルワインガイド11号 堀昌代のフランス ワインまみれレポートより抜粋】
「やってくれた!」感でいっぱいだ。果実味の新鮮さもさることながら、ジャイエ系に感じるミルクのように甘やかで美味しいタンニン。白トリュフに通じる未来を感じさせる土の複雑さに、重さの無さ。2004年云々を語る前に、まず素晴らしい!

湘南ワインセラーにて購入。抜栓直後はかなり酸っぱかったのでデキャンタージュして置いておいた。食事の頃にはややまろやかになったのだが、まだ何となく酸っぱい。でも食べながら飲んでいると段々こなれてきて、本領を発揮し始めた。香りはやや閉じ気味なのだが、薄いけれども薄っぺらくはなく、スーッと飲めちゃう感じが堪らない。これが湘南ワインセラーで言うところの「喉越しが滑らかで“気が付けば1本空けてしまう”そんな“エレガント系”のドメーヌ」ってやつだな。


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