ロベール・シュルグ・ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2003

【リアルワインガイド13号】<ポテンシャル90+点>
悶絶、壮絶、驚愕、のとんでもなく素晴らしいACブルの第2弾!前号のベルトラン・アンブロワーズ「ACブルV・V」に続き、本誌発刊以来最高のACブル。
クオリティはプルミエクラス。 ともかく小規模ドメーヌであり生産量も少ないので日本市場での露出は少ないと思う。しかし、どこかで奇跡的に遭遇したら迷うことない購入を絶対にお薦めしたい。
たっぷりとした酒質。決して濃厚しまくりというわけではないが凝縮している。豊富なタンニンも良好できめ細かい。複雑でいてストレート、かつピュアは果実。酸も健全。作為のない造り、クラシカル、早飲みタイプでない長熟型。と列挙したが、念のため後日、自宅で1本ゆっくり飲んで素晴らしさを再確認した。ACブルのラベルを見ながら飲むと変なバイアスがかかる場合もあるので、真っ白な気持ちで数年経ってから飲んでほしい。 飲み頃予想:2009〜2020

湘南ワインセラーにて購入。抜栓直後は甘い赤果実系の香りがした。あまり時間がないのでデキャンタージュした。リアルワインガイドはいくらなんでも誉めすぎだろと思ったが、これがどうしてなかなか美味しい。香り、酸、タンニンとどれをとっても水準以上で、確かにクラシカルな感じがする。特に酸の具合が好もしかった。ACブルのラベルを見ないで飲めば、プルミエクリュと言われても納得してしまうかもしれない。ロベール・シュルグは要注目だな。


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