ドメーヌ・オーディフレッド・コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ -ルージュ- ル・クロ・ド・マニー 2005

「激変のブルゴーニュ、ここに極まれり。アンリ・オーディフレッドはDRC社の12人の現役正社員のひとりで(alar注:リアルワインガイド18号の記事では2007年に退社して現在は自分のドメーヌに専念しています、ますます楽しみ!)、主にロマネ・コンティとラ・ターシュの栽培を担当(alar 注:これもリアルワインガイド18号によると「全てを万遍なく見ていた、と言うのが正しいようです)。時に醸造にも携わります(alar注:醸造については学んだと言うより手伝っていたというのがただしいようで・・・)。勤務歴14年で現在35歳という、DRCの文字通りのエースです。その彼がヴォーヌ・ロマネにある実家のドメーヌを2003年に継承して手がけはじめた彼自身のワインが、いよいよ日本に登場します。引き継いだ畑は、お父さんがなんと 1965年から完全ビオで栽培してきたという、夢の遺産。平日はDRC勤務後の午後6時以降、土日は終日、自身のワイン造りに没頭する生活です。特に栽培においてはDRCの栽培ノウハウを存分に活用しています(というかDRCで栽培している本人ですので・・・)。肝心のワインの方は、淡い色合いで、これぞ新世代の真骨頂といえるピュアでエレガントなスタイルです。」

Alcoholic Armadilloで購入。『リアルワインガイド』18号で大絶賛されているオーディフレッドである。抜栓直後は酸・タンニンともにちょっときつめだったので、デキャンタージュして置いておいた。色は薄めで、香りは梅系で土の香りもする。飲み始めの頃はちょっと酸味が気になるが、飲み進めるにつれてかなり馴染んできて、この酸味がクセになる。最終的には香り・酸味・タンニンとバランスが良くなってきて、絶賛されるのも頷ける味わいだった。ヴィンテージも若いし、熟成感みたいなものはないけどね。
オーディフレッドはこれからも追いかけてみたい。もう少し上のレベルも飲んでみたいのだが、ほとんど市場から姿を消しちゃってるんだよな。

楽天には2004年物がかろうじて何本か残っているだけみたいだな。


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