ユドロ・バイエ・ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・ブラン 2005

【リアルワインガイド16号】89〜89+点
ル・グエン氏は白ワインの名手でもあったのか。前銘柄(ブルゴーニュ・ブラン)よりミネラル分が多く、麦は少ない。きれいなフルーツと塩っぽい香り。特に中域が集中している。より深い味わいで複雑性がある。目が詰まっており、やはり優しく、力強い。かなりミネラリーなワイン。

ユドロ・バイエはすごい人気で、本当は赤が欲しかったんだけど、あっという間に売り切れてしまい、とりあえずこの白を購入した。香りは弱いのだが、かすかに石油香がする。味わいはちょっと不思議な感じ。口に含んだ時にはスルッと入るのだが、後味にちょっとまったりしたミネラルを感じる。口に含んだ時のフルーツ感がなんとも爽やか。そしてそのまま行かずに最後に後味で主張するみたいな面白いワインだった。