トップリーグ第12節 NECvs神戸製鋼 秩父宮ラグビー場 テレビ観戦

実に見ごたえのある好ゲームだった。後半29分にNECが20-19と逆転するまでは取ったり取られたりのシーソーゲーム。神戸は元木の動きが良かったねえ。あの年齢であの動きだもんなあ。開始早々の大畑のトライを演出したのも元木だ。前方で倒れた味方選手のボールをまったく減速せずにピックアップして縦を突いた。このプレーには驚いたね。前半36分には自らトライも決めた。
NECは何といっても辻だ。逆転につながる向山のトライと突き放す松尾のトライを生んだ絶妙のフラットパス。観ていてほれぼれしたね。松尾のトライとゴールで27-19とNECが突き放したが、後半35分あたりからの神戸の怒濤の攻撃はすごかった。トライかと思われた元木から大畑へのロングパスがスローフォワードになったのはついていなかったが、その後も自陣から攻め続け39分には松原のトライで24-27。すぐに蹴ったコンバージョンが外れたが(入れとけよ森田)、ロスタイムも執念で攻め続ける。最後はあと10mといったあたりで瓜生が箕内のタックルを受けてノッコンしてしまい万事休す。瓜生はうずくまって泣いていた。NECは勝ったのだが、ライバルチームも勝ったので4強入りは逃してしまった。それでも最終戦も今日のような試合をして欲しいね。神戸は4強入りを賭けて、最後はヤマハ戦。こちらも楽しみだな。