大学選手権1回戦 同志社大学vs筑波大学 花園ラグビー場 テレビ観戦

両校とも力の入った実に見ごたえのある試合だった。フォワードは同志社の方が強いのだが、ラインアウトは筑波の方が高い。そしてどちらもディフェンスがいい。プレーがなかなか途切れずに、攻めも攻めたり、守るも守ったりといった攻防が続くので見ていて非常に面白かった。前半は同志社が10-8とリードして折り返した。
後半は筑波が反撃。3連続トライで25-10と大きくリードした。もう追いつかないと思ったのだが、同志社も諦めない。1トライ返して、25-15。ロスタイムには完全にトライだったのに、真ん中に走り込んだところでディフェンスにあって、インゴール・ノッコンなんてのもあったが、直後にトライを奪って25-20。コンバージョンが外れたところでノーサイドと思ったら、まだ主審は笛を吹かない(当初のロスタイムの3分は経過していたのだが、さらに1分追加されたようだ)。ということは、このワンチャンスを活かして同志社がトライを取れば、25-25の同点となり、トライ数の差でコンバージョンが外れても同志社の勝利となるのだ。しかし、この攻防で同志社のノッコンがあり、筑波がスクラムから出たボールをタッチに蹴り出して、今度こそノーサイド。関西1位の同志社は一回戦敗退となった。
今シーズン、この両校の試合を見るのは初めてだったが、どちらもなかなかいいチームだった(プレースキックの精度を上げればなおいいんだけどね)。どちらか一方が姿を消してしまうには惜しい試合だった。


同志社大学vs筑波大学(20-25)