廣瀬代表引退

会見の席でトヨタの廣瀬選手と豊山選手の代表引退が明らかにされた。今後はトヨタでのプレーに専念するという。エリサルドヘッドコーチも「廣瀬を軸に考えていたので驚いている」とショックを受けていた。太田GMによれば、廣瀬選手は「2007年に代表でいられるイメージがわかない」と体力的な面での決断だったようだ。

ということで、「ラグビー愛好日記」の記事によると、トヨタの廣瀬が代表引退を発表したらしい。廣瀬が素晴らしい選手であるということには何ら異論はないが、私はかねてより、日本代表が外国のチームに勝つためには廣瀬がスタンドオフではダメだと思っていた。キックは素晴らしいのだが、いかんせんサイズが小さすぎて、自分で局面を打開するというオプションがほとんどない。私の理想は、ミラーのようなスタンドオフである。しかし、ミラーはもういない。では誰か? 森田恭平だ。180cm、85kgのサイズ、ロングキックを蹴れる力、そしてみずから突破も図れる。私の脳裏には森田の代表デビュー戦の勇姿が焼き付いている。ミラー2世は森田しかいない。
森田は代表スコッドには選ばれているが、フランス合宿のメンバーには選ばれていない。個人的にはもっともっと森田に経験を積んで欲しい。2007年のワールドカップで日本を勝利に導くスタンドオフは森田であると私は確信している。
(まあ、あくまでも私個人の考えですので・・・)