頼もしい味方

【ロンドン22日共同】22日付の英紙タイムズは、ラグビーの2011年ワールドカップ(W杯)の日本開催を支持する社説を掲載した。11年W杯は日本のほか、ニュージーランド南アフリカが招致を目指しており、11月17日の国際ラグビーボード(IRB)理事会で開催地が決定する。
 タイムズ紙の社説では1926年設立の日本ラグビー協会は、オーストラリアや南アフリカといった強豪国の協会よりも長い歴史を持つと指摘。設備や運営面にも太鼓判を押し、世界的なラグビー振興のためにも伝統国以外では初となる日本開催が好ましいと主張した。ラグビーの母国・英国の有力紙の日本支持は強力な援護射撃となりそうだ。

いま日本ラグビー界が2011年のワールドカップを招致しようとしていることをどれだけの人が知っているだろうか。普通にスポーツに興味のある男性でもほとんどの人が知らないだろう。先日会社の人と帰りが一緒になってワールドカップ招致の話をしたのだが、ラグビーのことをある程度知っていてある程度の興味を示しているこの人でさえ、ワールドカップ招致のことは知らなかった。まあ、協会が周知のためにお金を使っていないから仕方ないんだけど。
そんな折りの朗報だ。ラグビー発祥の地であるイギリスが日本の肩を持ってくれるというのは頼もしい。日本招致へのほとんど唯一のアピールポイントは「アジア初開催」に尽きるからな。まあ、それ以外のアピールとして、11/5(土)の秩父宮でのスペイン戦は最後のそして絶好の機会となる。秩父宮を満員にして、スペインを好ゲームで下せば、日本開催にも光が見えてくるだろう。