NBA Final Game 7

プロバスケットボール、NBAの2004−05年シーズン王者を決めるNBA決勝は23日、当地で最終戦を行い、地元のスパーズが81−74でピストンズに勝ち、対戦成績を4勝3敗として2シーズンぶり3度目の王座に就いた。
 11季ぶりに最終戦にもつれ込んだ決勝は、両チームとも自慢のディフェンスを展開し、第3クオーターまで57−57の大接戦。最終クオーターに入ると、スパーズはダンカンにボールを集め、相手のマークが集中したところに、外からオーリー、ジノビリが3点シュートを決めるなどして点差を広げ、連覇を狙ったピストンズを振り切った。
 最優秀選手(MVP)に選ばれたダンカンは、3度目の受賞となった。

第3クォーターまでは互角だったんだが、最後でちょっと差が出たなあ。6点ぐらいリードされているときにピストンズはことごとくオフェンスを失敗した。一方でスパーズは、ジノビリのドライブイン、オーリーの3ポイントと効果的に加点した。ここが勝負の分かれ目だったよなあ。ピストンズは最後のラッシュをかけるのも遅かったし。
ピストンズは確かにディフェンスに優れているけれども、得点をするバリエーションがスパーズよりも少なかったな。スパーズはバランスのとれたいいチームだね。NBAチャンピオンにふさわしいよ。MVPはダンカンだったけど、個人的にはジノビリにあげたいとこだな。