米プロバスケットボール、ＮＢＡの２００５―０６年王者を決めるＮＢＡ決勝（７回戦制）は１１日、当地で第２戦を行い、西カンファレンスのマーベリックスが東カンファレンスのヒートに９９―８５で勝って対戦成績を２勝とした。
ホームのマーベリックスは前半の終盤にスタックハウスが３連続３点シュートを決めて勢いづいた。柱のノビツキーを軸にバランスよく攻め、第３クオーターには最大２７点の差をつけた。守備も好調で、相手エースのオニールを５得点に抑えるなど、優位に進めた。 第３戦は１３日（日本時間１４日）にヒートの地元マイアミで行われる。
ヒートは序盤から精彩を欠いていた。第１戦でフリースローを外しまくったシャックは第２戦でもフリースローが入らない。一方マブスはスタックハウスが好調で、一時は点差が開きすぎて見ていて面白くなくなってくるほどだった。
なんでも、過去59回の歴史の中で、最初に連敗してからNBAチャンピオンになった例は２回しかないらしい。ヒートは窮地に立たされたが、第３戦からは地元マイアミということで巻き返してくるだろう。そうじゃないと見ていて面白くない。
