NBA Final Game 3

プロバスケットボール協会(NBA)の今季王者を決めるファイナル(7回戦制)は13日、マイアミで第3戦を行い、東カンファレンス覇者で最初の2戦を落とした地元ヒートが、西の覇者マーベリックスに98−96で勝ち、通算成績を1勝2敗とした。
 前半を52−43とリードしたヒートは第3クオーターに逆転されたが、最大13点リードを許した第4クオーター終了間際に再逆転した。ウェードが42得点、13リバウンドと活躍。第2戦でプレーオフ自己最低の5得点に終わったエースのオニールは16得点、11リバウンドだったが、試合終了間際に貴重なフリースロー2本を決めた。
 第4戦は15日(日本時間16日)、同地で行われる。 

3戦目にしてようやくの手に汗握る試合をヒートが制した。残り1秒まで試合の行方が分からなかった。やっぱりNBAはこうじゃないとね。
序盤はヒートペース。シャックは最初のフリースローを2本とも決めた。思わず「オォー」と声を上げてしまった。前半を9点リードで折り返したのだが、第3クォーターにマブスが反撃して逆転。なんと逆に9点差をつけた。そして勝負の第4クォーター。ヒートは、ウェード、ウェード、ウェードで勝負する。ウェードがまたきっちり決めるんだよなあ。そしてシャック。土壇場でフリースローを得たシャックはなんとここでも2本決めた。そして肩を傷めているハスレムのスティール、24秒ギリギリで決めたペイトンのシュートなど脇役も存分に力を発揮した。最後はノビツキーフリースローが2本とも入っていればオーバータイムだったのだが、なんと2本目を外して勝負あった。
ヒートの勝因はやはりシャックのフリースローじゃないだろうかw。ダラスでの2試合で16本中2本しか入らなかったのに、この日は6本中4本だからね。かろうじて勝ったヒートがこれで波に乗れるかどうか。ちなみに私はどちらのファンでもない(いい試合が見たいだけ)。こういう場合、原則として負けている方を応援するので、とりあえず次もヒートを応援する。