ロベ-ル・シュヴィヨン・ブルゴーニュ・アリゴテ 2015

湘南ワインセラーブルゴーニュワイン6本セット福袋のうちの1本。
Firadisのメルマガで、豆腐にシラスと大葉をのせて、オリーブオイル、レモン汁、粒マスタードなどを溶いたタレをかけるという洋風冷奴が載っていたので作ってみた。それは、ソーヴィニヨン・ブランとのマリアージュレシピだったのだが、アリゴテでも美味しかったね。

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旅する本の雑誌(本の雑誌編集部)★★★☆☆ 6/30読了

Welcome to book-tourism!
旅先でついつい覗いてしまうのが本屋さんや古本屋さん……いやいやもう本を中心に旅行を考えている──そんな本好き、本屋好きに送る“ブック・ツーリズム"のガイドブックが登場。
エリア別2泊3日のおすすめコースからテーマ別コースなど本屋さん、古本屋さん、文学館、あの作家が愛したカフェ、あの作品に登場する場所、などなど盛りだくさん。
書を持って旅にでよう!

色々な角度からの本と旅の話。今年はようやく京都の恵文社一乗寺店、誠光社、三月書房に行けたので、ちょっとは「本旅」をすることができた。作中にあった電車内で本を読むための旅行の話が良かったな。トコトコ宇都宮まで行って餃子食べて帰ってくる(車中はずっと読書)ってのはいつかやってみたいね。

旅する本の雑誌

本の雑誌編集部 本の雑誌社 2018年07月23日
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by ヨメレバ

ペタンク(ディナー)

観劇後にペタンクへ。2度目の訪問。土日は15時からやっており、私は15時半の入店。女性3人組が2組既に食べていた。しかも詰めて座らないといけないので、かなり居づらい状況だった。
アルザスの泡を頂きながら何を食べるか考える。なるべく前回食べてないものにしたい。

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ということで最初は、生ハムとクリームチーズのタルティーヌ。生ハム褒めても仕方がないんだけど、すごくいい生ハムで美味しかった。ワインはオーストラリアのイエティ アンド ココナッツ・エル ドラデージョ。ドラデージョという珍しい品種で、現在この品種が存在するのは南オーストラリアだけだそう。

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次は真鯛のマリネとキャロットラペ。真鯛もさることながら、キャロットラペが美味しかった。ワインはアルザス

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ステーキが来るまでに一旦ウフマヨ。これは前回も食べたけど、やっぱり美味しい。ワインはアメリカだったかな。

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そして、松喜 牛サーロインステーキ 100g。素晴らしい焼き色で美味しかった。マスタードがまた美味いし、付け合せのキタアカリのポテトフライも絶品だった。ワインはナパ・ヴァレー マサイアソン・ファミリー・ヴィンヤードのマサイアソン タンデュ レッド。これがグビグビ系で実に美味しかった。ボトルも1リットルボトルでずんぐりしていてかわいい。こういうのを夏場に冷やして昼から飲んで、残りを夜にも飲むってのも良さそうだよなあ。もう1杯はニュージーランドのドン&キンデリがスペインで作った赤。

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シメは浅草開化楼パスタフレスカ スペシャル にぼバター。麺がもちもちで美味しかったなあ。量が少なめなのもちょうど良かった。ワインは島之内フジマル醸造所のオレンジ デラ。いわゆるオレンジワインですね。後から来たちょっと年配のカップルがボトルワインを頼もうとしていて、オレンジワインある?と聞いていた。今、オレンジワインが流行ってるし、オレンジワインっていう呼称も定着しつつあるとは思うけど、個人的には「オレンジワインある?」っていう頼み方はなんか恥ずかしいんだよな。続けて、「ジョージアかどこかの?」とそのお客さんが聞いたら、「ジョージアはないですね。嫌いなんですよジョージアのワイン」と店主の山田さんが応えていた。私はジョージアのワインも好きだけど、好みがハッキリしていていいね。自分ひとりの店だから自分の好きなワインだけを入れてるんだろうな。

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ワインはグラスで7杯飲んだ。山田さんはこういうワインが好きなんだなというのが何となく見えてくる。また行きたい。というか、必ずまた行くでしょう。

エダニク@浅草九劇

とある食肉加工センター。

ある日、屠室で厳重に管理されているはずの、牛の延髄が紛失。
ここ別屠室の、屠殺用ナイフ研磨室も人の出入りや情報の行き来が慌しくなってきた。
この事件をきっかけに、初対面である取引先新入社員と加工センターの職人二人は、
屠畜という作業への言及や、企業間の駆け引き、立場の保守など、各々のアイデンティティに関わる問題をぶつけ合い議論を白熱させる。立ちこめる熱気と臭気。
「生」がたちまち「死」に、「生体」が次々と「物体」と化していくこの労働の現場で、男たちの日常は我々に何を問いかけるのか。

2009年に横山拓也が書き下ろした本作は再演を重ね多くの評判を呼び瞬く間に演劇界を震撼した。横山戯曲史上最も評価の高いこの作品を鄭義信がどう仕上げるか?もう期待しか存在しない。


脚本:横山拓也(iaku)
演出:鄭義信
出演:稲葉友 大鶴佐助 中山祐一朗阿佐ヶ谷スパイダース

『粛々と運針』を見て以来、横山拓也作品を追いかけるようになった。『エダニク』が色々なところで再演されているのも知っていた。『ヒトハミナ、ヒトナミノ』を観たタイミングで今回の再演のことを知り、チケットを取った。浅草ならペタンクに行けるということもある。
屠室での男3人芝居ということで、ヒリヒリとしたシリアスな芝居なんだと思っていたら、そうではなくて、ユーモラスなシーンが多かった。途中まで面白く観ていたのだが、中盤から冗長になって話が先に進まなくなってしまい、このあたりで眠くなってしまった。他の『エダニク』を観たことがないのだが、演出もちょっと過剰な感じがした。
何かの作業をしている場所に取引先のボンボンが来るという設定は『ヒトハミナ、ヒトナミノ』と同じだ。というか、『エダニク』の方が先なので、『エダニク』を進化させたのが『ヒトハミナ、ヒトナミノ』なのだろう。そして『ヒトハミナ、ヒトナミノ』の方が奥が深いし、ずっと面白かった。『エダニク』を指して「横山戯曲史上最も評価の高いこの作品」というのは個人的には疑問だな。9月にはiakuの本公演があるので、そちらに期待したい。

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三吉橋 小嶋屋(ランチ)

午後半休を取ったこの日。思い立って横浜橋通商店街へ。実は行ったことがなかったのだ。肉屋と魚屋が多いね。あと、八百屋と果物屋。キムチも本場系のが売っていた。アーケードの終わりに三吉演芸場がある。ここにあったのね。ここまで来たら小嶋屋へ。有名店で修行した人が開いた店だとずいぶん前に床屋のマスターに聞いていたのだ。
入店しても店員の案内はなかったので、勝手に空いている席に座った。8割くらいの入りだったが、ほとんどが食べているか食べ終わりそうだった。注文したのは鴨せいろ。本を読みながら待っていたが、まあ来ない。結局30分くらい待ったかな。しかも、私の注文と一緒に、私の20分くらい後に入った人の注文も一緒に出てきた。「俺のと一緒に出るのかよ」と思ったね。後から口コミを見たら、出てくるのが遅いと書いている人がいたので、基本遅いうえに、さらに間が悪かったんでしょうね。蕎麦は美味しかった。鴨肉はもうちょっと脂身がある方が良かったけど、それは好みだからね。蕎麦湯も美味しかった。普段行く場所ではないし、まあ再訪はないでしょうね。

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短篇集 こばなしけんたろう(小林賢太郎)★★★☆☆ 6/25読了

「小説幻冬」2016年11月号~2018年10月号に連載されたものを再構成。「くらしの七福神」「第二成人式」「覚えてはいけない国語」「素晴らしき新世界」「なぞの生物カジャラの飼いかた」「新生物カジャラの歴史と生態」「落花8分19秒」「砂場の少年について」ほか。23篇。

バラエティに富んでいて、ボリュームもあるので、読み応えがある。中には舞台でやっていた話やテレビでやっていた話も含まれている。小説ではなくて、ほとんど「こばなし」だが、最後の2篇「落花8分19秒」と「砂場の少年について」は短い短編小説になっている。小林賢太郎らしい話が満載だった。

ボルゴ・スコペート・キャンティ・クラシコ 2012

ワイナリーはキャンティ・クラシコの最南端、カステルヌオーヴォ・ベラルデンガ・エリアに位置し、映画の舞台にもなった 美しいエステートです。その歴史は古く、シエナ大聖堂に帰 属する居留地として知られていた1079年にまで遡ります。
1300年にはすでにボルゴ・スコペートのブドウやオリーブは 高い品質で知られるようになりました。エリザベッタはこの歴史あるエステートを手に入れ、ファースト・ヴィンテージの 1990年以降、その品質とスタイルは進化を続けています。
サンジョベーゼ90%、メルロー5%、コロリーノ5%のセパージュで、高級なスロヴェニア製の30hlのバリックを熟成に使 用し伝統的な製法でワインを生み出しており、サンジョベーゼの良さがたっぷりと出ております。

キタザワにて購入。金曜日の会社帰りにカルディで買い物した際に、生ハムの切り落としとバルサミコ酢醤油を購入。というわけで、新玉ねぎベースのサラダに生ハムをのせたものと、1ポンド肉を使ってのサイコロステーキを作った。予想通り、バルサミコ酢醤油はステーキによく合った。ワインはキャンティ・クラシコ。ステーキにピッタリだったね。

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