映画の後に野毛のこちらのお店へ。「料理や、小料理や」の人に教わったお店。なぜ横浜の人間が中目黒のお店の人に野毛の店を教わっているのかって話だが、知らなかったものは仕方がない。
17時過ぎの入店で先客２組。店内はコの字のカウンターのみでテーブルはない。サーブを店主と思われる男性が、調理を女性が担当している２人体制。19時までの２時間でお願いしますと言われた。一日中予約で埋まっているようだ。
クラフトビールのタップが５つあって、日本酒も豊富で、ワインはメニューがなく、店主に相談となっていた。
最初はクラフトビールのスモールを１つずつ。そのうちの１つがお店の４周年記念の「may the 4th be-er with you」というスターウォーズの例のセリフをもじったビール。この日は５月３日だったので、まさに明日がMay the 4thだった。下から明かりを付けてくれるサービス付き。お通しがちょっと辛い豚しゃぶ。お通しからして美味い。
最初の料理がイカと水なすの梅おろし。ワインはグラスで合わせてもらった。梅おろしということでロゼ。料理もワインも美味しかったな。
次が筍とマッシュポテト。筍の味が濃い目で美味い。ワインはポルトガルの白だったかな。さらにつなぎの白ワイン。
次がタンのニラソース、下はまたマッシュポテト。タンの外側がカリカリで中が柔らかくて美味いし、ニラソースもいいね。ワインは薄めの赤。
次が花ズッキーニの揚出し。花ズッキーニのフリットはよくあるけど、揚出しになっているのは初めて食べた。ワインは、まさかのドメーヌ・ポンコツのまどぎわ。ドメーヌ・ポンコツが飲めるとは思わなかった。
フードのラストオーダーと言われて、アンチョビとキャベツの焼きそば。麺が太くて、どっちかというと焼きうどんのようだった。最後にボルドーのソーヴィニヨン・ブラン。但し、草っぽさはなくて、トロピカルなタイプだった。
最後に、新しいオシボリとお茶を出してくれた。料理がどれも美味しいし、ワインのラインナップもなかなかいい。店主がちょっととっつきにくいが、何回か行けば変わってくるんだろうな。この日みたいに混んでいると行きにくいけど、普段はもうちょっと空いてるんだろう。また行ってみたい。
