ブルータスで見て、いつか行きたいと思っていたお店。中目黒駅から徒歩15分くらい。遠いといえば遠いけど、覚悟していたので、それほど遠く感じなかった。17時の開店直後に入店。一番乗りだった。カウンターの左端に案内された。一階はカウンターで、２階に個室がある。シェフの男性と、オーナーの女性と、アルバイトらしき女性の３人体制だった。
料理はおまかせコース１本で、魚料理と土鍋ごはんが付くとちょっと高くなる（遅い時間はアラカルトもやっているようだ）。そんなに食べられないと思って、土鍋ごはんなしの方で予約しておいた。
最初はお茶が出た。ただのお茶じゃなくて甘酒が入っている。それから手まり寿司。
ドリンクの最初は確かスロヴェニアのペティアン。料理は子持ちヤリイカ。
次が、お造り3点盛り合わせで、ここでは日本酒。銘柄はおまかせで福島のお酒。おちょこは底が平らではなくて丸まっていて、コロコロするのが可愛い。
次はお椀と小鉢。魚の脂が出汁に溶け出してるのが美味い。金柑の小鉢はちょっとチーズが入っている。ワインはグラスでおまかせで出してもらった。
山菜の天ぷらにはセイズファーム。
牛すじの茶碗蒸しには多田農園のメルロ。多田農園のワインは初めて飲んだ、というか不覚にも存在すら知らなかった。
蛸の酢の物には確かa-iuto!（ボトル撮り忘れ）。
お肉料理も美味しかった。ワインはスロヴェニアのSanctumピノノワール。
これで一通りだったのだが、まだ行けそうだったので、魚料理を追加。ワインは同じ造り手のシャルドネ。
最後にお味噌汁を出してくれた。
私が早い時間に入ったからか、しばらくは私一人の貸し切り状態だった。初訪問だったので、最初はお店の人ともうまく話せなかったが、お酒が入るにつれて結構話せるようになった。シェフが目の前だったので、作っているのを間近で見られたのも楽しかったね。基本的には和食のお店だけど、純粋な和食ではなくて、ちょっとアレンジしてある。ワインも日本酒も飲めるのがいいし、クラフトビールやお茶もあるようだ。お店のインテリアもお洒落だし、器も素敵だった。
そして、何より料理が美味しかったし、グラスワインのチョイスも良かった。
初めてのお店で失敗することもあるけど、ここは大当たりでした。再訪は必至として、今度は土鍋ごはんも食べてみたい。
