娘が「TeNQ」でやっている「新海誠が描く宙展」に行きたいというので、家族3人で行ってきた。「TeNQ」とは東京ドームシティにある施設で、行くのが初めてなら、存在すらよく知らなかった。入場料は大人1,800円で、前売りなら1,600円になる。大体映画と同じだな。行くといつでも入れるわけではなく、時間ごとの入場となる。というのも、最初の「はじまりの部屋」というところでプロジェクションマッピングがあり、次の「シアター宙」で映像を見るからだ。
その後の「サイエンス」と「イマジネーション」という部屋は自由に見られるし、写真も撮れる。但し、ここでの展示物を見たり、軽いアトラクションをただやるだけでは「TeNQ」を楽しんだことにはならない。「ミッションラリーQ」というゲームをやってこその「TeNQ」である(私も事前の下調べで知ったのだが)。300円でガチャガチャを回すとボールの中に紙と小さいボールペンが入っている。その紙にクロスワードパズルがあり、これを解くと、あるお楽しみが待っている。
このクイズがよくできていて、展示物の説明を丹念に読まないと解けないようになっている。3人で力を合わせてほとんど解けたのだが、どうしても1つだけ分からない。こういうときはスタッフに訊くとヒントを教えてくれる。ヒントを聞いてようやくクリア。クリアして得た暗証番号を秘密の部屋のパネルに打ち込むと中に入れる。一体中に何があるんだろうと思ったのだが、これがかなりしょぼかった(何かは書かないけど)。スタンプがあるので、これを押して晴れてミッションクリア。
この「TeNQ」の中の企画展示室で今やっているのが「新海誠が描く宙展」で、娘のお目当てはこちらである。実際には、「シアター宙」で映像を観た後は展示物をすっ飛ばしてまずここに来た。色々展示されていたが、結構狭かったね。奥に映像を観るスペースがあって、ここでは新海作品を宇宙のシーン、空のシーン、雨のシーン等に特別編集した映像が流されていた。メッセージを書くコーナーがあって、新海誠と神木隆之介のメッセージもあった。娘も書いていたけど、それはここでは公開しない(公開すると怒られるので)。
「シアター宙」の映像は思っていたよりも大したことなかったけど、総じて「TeNQ」は楽しめたね。カップルで行って、「ミッションラリーQ」を一緒にやるといいんじゃないかな。実際、カップル多かったね。