刑事裁判の補充裁判員になった里沙子は、子どもを殺した母親をめぐる証言にふれるうち、いつしか彼女の境遇にみずからを重ねていくのだった―。社会を震撼させた乳幼児の虐待死事件と“家族”であることの心と闇に迫る心理サスペンス。
子供が小さかった頃の妻の気持ちがどうだったんだろうかと思うと、読んでいて何度も胸が苦しくなった。男の自分でそうなんだから、女性はなおさらだろうな。結婚直前の女性や妊娠している人、小さい子供がいる人はあんまり読まない方がいいかもしれないね。
坂の途中の家 | |
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