松まつもと(ディナー)

カウンターのみの和食のお店。自然派のワインも扱っているということで、雑誌で見て以来気になっていた。
コの字型のカウンターの中で腕をふるうのは女性のご主人。後は奥の厨房にアシスタントの女性が一人。
メニューは8品と11品のコースがあったので、せっかくだからと11品にしようとしたら、ご主人に11品は多いですよと言われたので、素直に8品のコースにした。ただ、肉料理の1つを11品の方の和牛にしてもらった。
最初は突き出しのような感じで「生豆腐 鮪節、岩塩で」。飲み物は生ビールにした。続けて、「野菜の造り 金山寺味噌で」。野菜も美味いが、金山寺味噌自体がいいおつまみになる。



次に「お椀 三陸の牡蠣 京芋 あわふ」。これがこの日の一番だったな。治部煮風のお椀で、濃いめの出汁に焦げ目のついた牡蠣がよく合っている。こういう牡蠣の食べ方は初めてだった。これは美味しかったなあ。
次が「お魚の造り」なんだが、なぜか写真を取り忘れている。細長い器に5品くらい盛りつけられていてどれも美味しかった。
そして、「揚げ物」。藻塩で食べる。イチジクなんかもあって、なかなか面白かった。



「焼胡麻豆腐」は周りにオリーブオイルが垂らしてあって、ちょっとチーズっぽかった。
8品の方のお肉は「根菜と岩手ハーブ豚の蒸し物」。野菜がかなり多いね。



11品の方から変更してもらったのが、「岩手牛ひれ肉グリル、野菜のグリル 大根ソース」。美味しかったけど、まあ普通かなあ。
最後に「一口ごはん」。むかごのご飯だった。イクラの小鉢も付いてきた。



ビールの後は「Muni」というイタリアの白をボトルで、その後、グラスの赤を2杯飲んだ。ご主人はワインのことはあまり詳しくないようだが、ワイン自体は美味しかった。
肉料理がイマイチだったが、魚料理はバツグンに美味しかった。次行くとしたら、コースではなくて、単品で魚中心にしたほうが良さそうだな。